関西長火鉢 KS357

天板は厚さ85mm、重量約18kgのケヤキ材で、非常に重厚で杢目がきれいに出ている昭和初期頃の大型関西火鉢。
耐湿性、耐久性に優れ、杢目が美しいケヤキは伐採し、長い時間乾燥で寝かせないと反りがでます。
十分乾燥したケヤキを使用して、本体部分は「ほぞ組」でガタがないよう作られています。
3杯の引出しは、黒檀で縁どりされ、引出しの間の装飾も良いアクセントになっています。
この火鉢には、小型の吉原五徳、火箸、真鍮製の灰ならしが付いています。

素材	本体部：ケヤキ 引き出し内部：10mm桐材
サイズ	本体：幅815mm 奥行580mm 高さ370mm 炉：幅520mm 奥行300mm 高さ170mm 天板厚さ：85mm 総重量：約32kg
状態・注意点	天板に熱い鉄瓶を置いたと思われるコゲ跡が薄く残っているのと、その一辺だけ色合いが薄くなっています。 ひび割れが入った部分もありますが、さらに広がっていくような気配は無し。 年代物ですので細かいキズはございますが、きれいに手入れされています。